着物の襟が決まらない……。
これは着付けのお悩み「あるある」ですよね。
長襦袢の背中心を合わせたり、
襟の角度を調整したり、
補正で鎖骨の凹凸を埋めたり、
胸の段差をなくすために晒しをグルグル巻いたり、
………
そこまでやっても、なぜか襟合わせが上手くいかない!
なんで?!
その原因、実は 着付けの技術や補正の問題ではない かもしれません。
そもそも、肩の位置が違う!
見落としがちな本当の原因。
それは……
そもそも、左右の肩の高さが違う!
カラダ、に原因があった!
と考えられます。
これはもう、補正を加えても
調整は難しいと思います。
どんなに健康な方でも、身体には若干の左右差があるものです。
肩の左右の高さの違いは、骨盤の左右差が原因です。
自分の肩の左右さなんて、
意識しないと分かりにくいものです。
全身が写る鏡に向き合って見ないと分かりませんし。
でも、腰骨(骨盤)の位置なら自分でも触って確認できます!
もし左右で高さが違うなら、肩の高さもズレている可能性大、
だと考えてください。
30秒で整う「推し活イエイ!体操」
じゃあ、どうすればいいの?
整体に行かなきゃダメ?
いいえ、自分で整えちゃいましょう!
名付けて「推し活イエイ!体操」です(笑)。
やり方は超カンタン。
1)まず、腰骨を確認して「低いな」と感じた側の腕を、真っ直ぐ上に(耳に付くくらい)突き上げます。(ライブ会場で推しの歌に合わせて「イエイ!イエイ!」とやるみたいに。)
この「イエイ!」を10回。
2)ここで一度、骨盤の位置を確認してみてください。……揃ってるはず!
3)次に反対側で「イエイ!」×10回。
4)最後にまた最初に始めた側に戻って「イエイ!」×10回。
これだけです!
着物は「身体のバランス」を教えてくれる先生
この「推し活イエイ!体操」をやってから着物を着てみてください。
(着物を着た後でもできます。)
肩が揃っている=骨盤が揃っている状態なので、
襟も左右対称に、決まりやすくなります。
骨盤の高さが揃ったことは、つまり、
開き気味の骨盤が元の位置に戻ったことを示します。
ですから、
脚の運びもスムーズになります。
いいことづくめ!
こちらは生徒さんのビフォーアフターです。
洋服は、身体のラインと動きに添うような立体裁断なので、
気づきにくいのですが、
着物は直線断ち、左右対称だから、
自分の身体の歪みに気づかせてくれます。
「着物は、自分の身体バランスの状態を教えてくれる衣服」なんですね。
かつて(明治くらいまで?)の日本人は、
日常の中で腕を上げる動作も多かったんじゃないか、
と推察します。ですから、
自然と身体が整っていたのかもしれません。
現代の私たちは、日常生活の中で
ライブ会場での推し活、でもしなければ
腕を突き上げるなんてこと、なかなかしませんからね(笑)。
姿勢の美しさは、着物の良し悪し以上に、
着物姿を美しくします。
身体への美意識は、着物が育てている!
そう言っても過言ではないと思います。
着物がいつも日常にあった頃の日本人は
今よりも身体バランスは整っていたのかもしれません。
着物が教えてくれる身体の声を聞きながら、
楽しく美しく着こなしていきましょう!
ゆるふわリンパ着付け教室
あやさん
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